こんにちは、タクオです。
オリンピック & パラリンピックも終わり、東京の街には「日常」が戻りつつあります。
僕の営収(売上)のほうはと言うと、オリパラ終了を境にわずかに下降気味。
今回の給料はそんな「アフター・オリンピック」の影響を半分受けての金額でしたが、果たしていくら貰えたのでしょうか?
2021年9月度の給与明細
総支給額 541,223円
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健康保険料 ▲18,696円
介護保険料 ▲3,420円
厚生年金保険料 ▲34,770円
雇用保険料 ▲1,623円
所得税 ▲27,320円
住民税 ▲11,800円
高速代 ▲16,580円
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差引支給額 427,014円
先月と比べると、「総支給額」が約6,000円上がりました。
にもかかわらず、社会保険料・税金等を引いた「差引支給額」が 約5,000円ダウン 。
ちなみに、前回の給料はこんな感じでした。
↓ ↓ ↓
「何故だ!?」と思い改めて前回と今回の給与明細を見比べてみると、今月は高速代(給与明細の『ETC』の項)が先月より約10,000円ほど多く引かれていました。
(あと所得税が1,000円プラス。)
ウチの会社は高速代はもちろん、クレジット決済やチケット利用時の手数料など乗務で発生した費用をドライバーが負担することは一切ありません。
では、この『ETC』(= 高速代)はどんな扱いになっているのでしょうか?
高速代は乗務員が「一旦預かり」
給与明細の『ETC』は、実車・空車(=自腹)を問わず、僕が月度内に利用した高速代の合計を表しています。
実車時の高速代はお客様からいただき、空車時の分は当然僕の自腹になります。
また、実車時にかかった高速代は、お客様から直接受け取った 僕が一旦預かる という形になっていて、乗務後は「売上」として会社に納金せず、1ヵ月間僕がそのまま留保しておきます。
そして、お客様から預かった分と自腹の分を合わせて月に一度の給料日に精算される、という形になっているんですね。
簡単に図で表すとこんな感じです。
実車時に高速道路を利用する機会・距離が多ければ、お客様から “お預かりする” 高速代は多くなりますし、空車時に高速を利用する機会・距離が多いと自己負担分の高速代は多くなります。
当然ですよね。
そして、乗務中に発生した高速代はタクシー会社が高速道路会社に払うわけですが、実車・空車に関係なく高速代は乗務後に入金していないので、タクシー会社が一旦立て替えているわけです。
ですので給与明細の『ETC』(高速代)の項目は、会社が立て替えていた僕が使った高速代を1ヵ月分まとめて会社に支払った金額 と言うとわかりやすいのではないでしょうか。
7出番が休業になった8月度は実車・空車を問わず単純に高速に乗る機会が少なく、9月度はいつもと大きく変わらなかった。
その分が『ETC』の差額にも結びついて、結果として給料にも影響したと、そういうことなんですね。
(ちなみに、8月度の自腹高速は900円、9月度の自腹高速は2,980円でした。)
また、高速代は営収(売上)としては扱われていないので、『本出番営収』の数字には含まれませんし、『基本給』や『歩合給』に影響することもありません。
営収も給料も、あくまでお客様から「運賃」としていただいた金額をベースに算出されています。
高速代が増えるということは、それだけ中・長距離の仕事が多い = 営収が高くなるということにも繋がります。
ということで、「今月度も高速代をたくさん天引きしてもらえるといいなぁ」と願っている次第です♪
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