【タクシー運転手の給料 31・32ヵ月目】値上げのおかげ!? 2022年の年収は●百万円台となりました!

 

こんにちは、タクオです。

 

2022年も終わりを迎えようとしています。

「新型コロナウィルスがーーー!」とニュースになり始めたのが2019年末だったので、いわゆる「コロナ禍」が始まって丸3年が経つわけですね。

 

そんなコロナ禍も落ち着いてきて人出が戻ってきたり、運賃値上げがあったりと、稼ぎやすい状況を取り戻しつつある東京のタクシー業界ですが、実際はどうだったのでしょうか?

11月・12月の給料を以って振り返ってみましょう!

 

 

2022年11月度・12月度の給与明細

2022年11月度

総支給額 649,483円
——————–
健康保険料 ▲28,940円
介護保険料 ▲4,838円
厚生年金保険料 ▲53,985円
雇用保険料 ▲3,246円
所得税 ▲39,850円
住民税 ▲29,000円
高速代 ▲8,990円
——————–
差引支給額 480,634円

 

2022年12月度

総支給額 730,968円
——————–
健康保険料 ▲28,940円
介護保険料 ▲4,838円
厚生年金保険料 ▲53,985円
雇用保険料 ▲3,653円
所得税 ▲54,740円
住民税 ▲29,000円
高速代 ▲11,120円
——————–
差引支給額 544,692円

 

10月下旬に病欠で3日欠勤した11月度でしたが、その分余った月間の「拘束時間」を他の日に割り振る形で売上を確保。

また、11月14日に実施された15年ぶりの運賃値上げのおかげもあって、11月度・12月度ともに税抜き営収100万円を超えることができました。

 

それにしても、値上げ直後は運賃メーターが上がるスピードが物凄く速く感じられましたね。

こちらが「これ、本当に大丈夫なの!?」と心配になるほどで、1~2週間は会計の度に結構ビビっていた記憶があります(笑)

さすがに今は新メーターにも慣れましたが、値上げ前に比べると「売上を作る」のがやっぱり楽になったと思うんですよね。

ですので、今回の運賃値上げは思っている以上に 営収アップ=給料アップ に寄与しているのかもしれないですね。

 

 

気になる2022年の年収は!?

3月下旬に一切の行動制限が無くなってから半年以上が経過。

その間日々の乗務では「人」と「街」の動きが少しずつ活発になっていくのが感じられました。

特にこの年末は、「コロナ前ってこんな感じだったんだろうなぁ」と思うほど途切れることなくお客様に乗っていただけた、そんな繁忙期でした。

 

というわけで、2021年に比べると明らかに稼ぎやすい状況・地合いだった2022年。

僕のタクドラとしての年収は、果たしていくらだったのでしょうか?

1月から12月までの給与額を一覧にしましたので、早速確認してみましょう!

 

2022年1月度 607,204円
            2月度 564,857円
            3月度 582,460円
            4月度 618,724円
            5月度 560,007円
            6月度 610,326円
            7月度 644,041円
            8月度 622,185円
            9月度 653,641円
          10月度 642,884円
          11月度 649,483円
          12月度 730,968円
—————————————
        合計    7,486,780円

 

このように、おかげさまで年初に目標として掲げた 年収700万円を達成することができました!

2021年の年収が638万円だったので、昨年に比べると 年収が110万円アップした ということになりますね。

 

経験値を積み重ねて効率よく売上をあげられるようになったことは、給料=売上が上がった要因の一つとしてもちろん挙げられると思います。

けどそれ以上に、先ほども書いたように「地合い」や「状況・環境」が好転してきたことのほうが大きいのではないでしょうか。

人・街の動きが戻ってきたことが安定して売上をあげられるようになった最大の要因だったと、個人的には考えています。

 

加えて都内のタクシードライバーは、コロナ前の2019年に比べて2割近くに当たる 約8千人も減少した とのこと。

実際に夏くらいからでしょうか、お客様に「全然タクシーが捕まらないんだけど!」と言われることが本当に多くなりました。

それくらい「需要」に対して「供給」が足りていない状況が続いているんですね。

SNSを見ても、週末の夜などに “ゾンビ” の報告をたくさん目にするようになったので、供給不足によって稼ぎやすくなっているという側面は大いにあると思います。

※ ゾンビ = 空車を捕まえられずに道端に立ちすくむ人を指す業界用語。

 

そんなわけで、2022年の年収が上がったのは上記のように「外的要因に助けられた」ことが最大の要因だと考えています。

今は新人さんでも、サボりさえしなければ隔勤で6~7万円以上を売り上げるのはさほど難しくない と思いますからね。

東京のタクシードライバーにとって現在の環境・状況は、ある意味で「バブル」なのかもしれません。

 

それともう一つ!

23区だと僕の数字は「中の上」か「上の下」くらいだということをお伝えしておきたいと思います。

Twitterなどを見ていると、隔勤で毎回10万円以上の営収をあげているドライバーさんはゴロゴロいますし、ナイト(夜日勤)のドライバーさんに至っては月に150万円近く売り上げている人もいるようです!

ですので、年収700万円という数字は「悪くはない」ですが、「特別良い」わけでもないんですよね。

ということで、先述のように サボりさえしなければそれなりに稼げる のが、東京のタクシードライバーという仕事だと思っています。

 

 

最後にお知らせ

デビュー初月から(サボって中断した数ヵ月を除き)続けてきた給与明細公開シリーズですが、今回をもちまして終了とさせていただきます。

理由は「もう役割は終えたでしょ?」と思ったから。

初乗務からの給料を公開することで 一人のタクシードライバーが成長していく過程を見てもらえた と思いますし、ブログの理念の一つでもある(特に同世代以上の方々に)東京のタクシーは意外と稼げますよ」ということを知ってもらう という目的も果たせたのではないか、と思うんですね。

ですので、今後は “生存報告” を目的に給与明細を公開することはせず(笑)、現役ドライバーさんにも、タクシードライバーという仕事に興味を持っている方にも、今まで以上に楽しんでもらえるような記事を書いていければ、と考えています。

 

あっ、みなさんによく見てもらえている 日々の乗務記録 は今後も続けていく予定ですので、ご心配なく!

(毎月の売上も記録しているので、そちらを見れば給与額もだいたいわかるかと思います。)

 

 

最後に、2022年もタクオのブログを読んでいただき、誠にありがとうございました。

併せてブログやSNSを通じてたくさんのドライバーさんと交流を持てたことに感謝申し上げます。

 

それでは皆さま、良いお年をお迎えください!

 

 

 

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