こんにちは、タクオです。
今日は一昨日電話したS社との面接に行ってきました。
「水曜の10時に、履歴書と免許証を持って来てください」と言われていたので、もちろんちゃんと準備して行きましたよ、当日の朝に(笑)
この年齢になると、これからお世話になるかもしれない会社の人と会うというのに、まったく緊張とかしないんですよね。
(年齢の問題ではないかもしれませんが 笑)
と言いますか、就職のための面接って本来は会社と就業希望者が対等な立場だと思うんです。
だって、会社のほうは人手が足りないから募集しているわけですし、応募するほうは他の仕事・会社を選ぶ自由を持っているんですから。
今の大学生はそんな考えを持っていないのかもしれませんが、「働きたい」と応募するほうが立場が弱いということはありません。
転職活動中の同年代の方だけではなく、就職活動中の若者たちにも、その点には自信を持ってほしいと思います。
ただ、会社側も何かしらの期待やメリットが無ければ採用しないので、自分自身を客観的に見てみる必要はありますよね。
8年ぶりの履歴書作成
それにしても、今は本当に便利な時代になりました。
履歴書に貼る顔写真も、スマホで撮影した写真をコンビニのプリンターで履歴書用にプリントアウトできるんですからね。
これが面接当日の朝、1時間半で仕上げた履歴書です。
本当は職歴がもっとあるんですが、全部書いたらスペースが足りなくなるので、整合性が取れる範囲で簡略化(笑)
向こうだってそこまで深く追求してこないでしょうから、大丈夫でしょう。
「まったく緊張しない」とか言いながら、約束の時間が迫ってくるとさすがにソワソワしてきますよね。
落ち着かなくなってきたので、30分前の9時半に家を出ました。
いよいよ面接開始!
2kmほど離れた区の産業会館まで、自転車を走らせること15分。
冬の朝に自転車に乗っていても寒くないんですから、この冬は本当に過ごしやすいですね。
9時半に出発したので、産業会館にはアポイントの15分前に到着。
あまりに早く入室しても失礼なので、1階のコンビニでコーヒーを買い、喫煙室で一服。
「そろそろいいよな」と面接会場の部屋に行くと、そこには面接官の男性がいました。
タクオさんですか?
本日はよろしくお願いいたします
面接官の方は、短髪で明朗な30代半ばの男性。
入室したのが9時50分と早かったので「すみません、早すぎますよね?」と入室すると、面接官は「いえいえ! 大丈夫ですよ」と快く迎えてくれました。
その後は、まぁ普通の面接です(笑)
とは言っても、長い間面接という「儀式」と疎遠だった僕が、スタンダードな面接というものを理解しているわけもありません。
わかりやすく言葉で伝えるとしたら、
・フランク
・柔らかい雰囲気
・取り繕う必要なし
こんな感じでしょうか?
下町の中小タクシー会社ということもあって、肩肘を張らなければいけないような雰囲気はまったく無かったですね。
先ほども書いたように、企業と労働者の関係は対等(だと思っている)なので、相手に失礼のない範囲でリラックスできるなら、まったく問題ないのではないでしょうか。
特にさまざまな業界で人手が足りない2020年に、必要以上に「働かせてください」と下手に出るのはもったいないと思います。
これは、就職活動を控えている大学生にもお伝えしたいことですね。
そんな空気の中で、僕の8年ぶりの面接が始まりました。
いそいそとカバンから取り出し、机の上へ。
お互いに初対面ですから、ここから話題を引き出すのが面接官の腕の見せどころです。
(こっちから話題を振ってもいいんですが、日本の社会でそれをやるとあんまり良い顔されないでしょ?)
ウチで最近課長になった人も青森生まれなんですよ
いやぁ、さすがです。
僕の向こうに座っている方は「面接慣れ」しているようで、僕の緊張を解してくれるように気を遣ってくれているんですね。
それから3~5分くらいはタクシーとは関係のない他愛のない話題をしました。
しかし、さすがにそれだけ面接が終わるわけもありません。
思った以上に追求されます
ひとしきり世間話が終わると、面接官の男性が、
と、“本番開始” を告げる一言を発しました。
履歴書を見ながら、今までどんな仕事をしてきたか、現在はどんな業種なのかなど、僕の経歴について聞かれます。
やましいことは何もないので、ありのままを素直に答えていく僕。
何事もなくこのままスムーズに進んでいくとかと思ったのですが、面接官の一つの質問から潮目が変わります。
自分の仕事が上手くいかなくてタクシー運転手を選ぶ人はよくいるそうなので、その点は問題ないようです。
しかし、そういうケースでは会社を清算・廃業してから面接に来る人が多いので、僕のように会社を残した状態での就業希望者はあまりいないとのこと。
僕としては、タクシー運転手はあくまで「仮の居場所」と考えているのですが、それを素直に話してしまうのもねぇ…
少し考えた後、
と返答しました。
僕としては1~2年で会社を立て直したいと考えていますが、さすがに「会社の売上が戻ったら辞めようと思っています」とは答えられませんよね。
実際、現在の会社の状況を税理士さんに相談すれば、「休業」と「廃業」の2つの選択肢も現実味を帯びてくるわけですし。
僕の返答に対して面接官の男性からは、
と、寛大な回答をいただけました。
ちょっとホッとしましたね。
こんなことまで聞かれるの?
安心したのも束の間、続けて質問が飛んできます。
それと、自己破産の経験はありますか?
これもやはり、倒産や自己破産をきっかけにタクシー業界に転職する人が多いことから、「お約束」のような質問なのでしょう。
僕は自己破産はしたことがありませんが、借入はあります。
一人社長なので、法人の借入はイコール僕個人の借金と変わりありません。
その点は面接官も理解しているようで、
「毎月いくら返済しているんですか?」
「あと何年返していくんですか?」
と、結構突っ込んだところまで聞かれました(笑)
嘘をつけない性分ですし、うまく取り繕うことが苦手なので、この質問にもありのままを素直に答えました。
この回答については金額が金額なので、さすがに面接官も少し気にしているように見えましたね。
その他にも、
●タバコは吸うか? 吸うとしたら1日に何本?
→ 1日1箱くらい
●酒は飲むか? 飲むとしたらどれくらい?
→ 毎日缶ビール1本飲む
●持病の有無と既往歴
→ 無し
●タトゥー・入れ墨の有無
→ 無し
●免停の経験
→ 20代の頃に30日免停(講習で1日に短縮)を1回
このような質問を受けました。
他の業種・会社を受けても、同じような質問はされるんでしょうか。
しかし考えてみると、お客さんを乗せてクルマを運転する仕事なので、タバコ以外の質問はたしかに重要な内容ですよね。
「ダメな人はすぐに帰ってもらっています」
想像していた以上に立ち入ったことまで聞かれた面接は、およそ1時間で終了。
最後にこのような言葉をいただきましたが、面接官の男性いわく、 「言葉遣いや態度が悪かったり、経歴に著しい問題がある方にはすぐに帰っていただいているんですよ。 お互い時間のムダになっちゃいますからね」 とのことだったので、「大丈夫かな」とは思っています。
先輩ドライバー・ハマダさんが「●人犯でも採用してもらえるんじゃないですか」と言っていたし、借金があるくらいはまぁ問題ないでしょう(笑)
ひとまずは結果の電話を待とうと思います。
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