こんにちは、タクオです。
昨日から始まった普通二種免許の教習。
朝から晩までみっちりこなした一日でしたが、優しい教官のみなさんのおかげで楽しんで学ぶことができました。
しかし、何十人もいれば「例外」もありますよね(苦笑)
今日はそういったお話をいたします。
目次
都内で唯一全車種の免許が取れる教習所
僕と同僚・同期のタガワくんがお世話になっているのは、都内では唯一全車種の免許が取れるH教習所。
感じの良い教官が多いので、初日の昨日は快く勉強させてもらいました。
宣伝もしたいので、もうイニシャルで書かなくてもいいですよね?
葛飾区東立石にある 平和橋自動車教習所 さん。
受付の職員さんの感じが良いですし、僕が昨日・今日直接教えてもらった教官も、感じの良い方が多いかったです。
昨日の記事でも書いたように、少子化が進む昨今、全国の教習所では生徒さん集めにあの手この手を打ち出しているようですが、いちばん肝心なのは教習自体の丁寧さや親切さだと思うのです。
そういう点で、平和橋教習所さんは学科も技能も「教習生に理解してもらおう」という丁寧さが感じられるので、「普通二種以外の教習も同じように丁寧なんだろうな」と思える教習所です。
丁寧な教習と全車種免許が取れることが人気の理由なのか、今日も朝イチから教習生さんがたくさんいました。
全時間を通して10代後半から20代前半の若者が多く見られるので、「就職・就学前に免許を取ってしまおう」という人たちが多いのだと思います。
しかし、なにせ都内で唯一全車種の免許が取れる教習所なので、普通二種や大型二種を取ろうという40代以降のおじさん・おばさんも3分の1ほど見られます。
(僕と同世代の40代より上の方が多いですね。)
教習生が多いということは、それに対応できるだけ教官もいるということ。
実際に数えたわけではありませんが、平和橋教習所には教官が30人以上はいると思われます。
それだけいると、3月の繁忙期でも対応できるわけですよね!
教官の “ほぼ全員” は感じが良い!
昨日の記事でも書きましたが、初日は緊張感やプレッシャーを感じることもなく教習を終えることができました。
これも偏(ひとえ)に、教官の方々の気遣いのある対応のおかげだと思いますね。
教習初日のようすは、こちらの記事でご覧いただけます。
↓ ↓ ↓
僕が普通免許を取った20年前は、「てめぇ、なに勝手にギアチェンジしてんだよ!」と言われたこともあったくらい、教習所の教官は「殿様状態」でした。
中には柔らかい感じの教官もいましたが、そういう人は本当に少数。
その前に、僕が普通免許を取った教習所がたまたまそうだっただけかもしれませんが、教官の半数以上が50~60代のおじさんだったのが、平和橋教習所の教官は30代・40代の方が多く見られます。
女性の教官も4、5人いますね。
僕が彼らと同年代 or 年長だからということもあるかもしれませんが、昨日と今日の教習では不遜な態度の教官はいませんでした。
一人を除いては。
自衛官のような雰囲気の40代男性教官
そんな感じで、「お客様」として接してもらっている二種免許の教習ですが、2日目の今日初めてぶっきらぼうな教官に当たりました。
技能講習では、まずは受付で配車券をもらい、そこに書かれた番号と、教官が首から下げている番号札を照らし合わせて担当教官を探します。
トランプの「神経衰弱」のように番号を探してみると、40代中盤の僕より少し「先輩」と思われる教官が立っていました。
背格好は至って普通ですが、髪型は角刈りに近い短髪ぎみの刈り上げで、目つきが若干冷たい印象。
教習所以外の場所で会ったら「自衛官かな?」と思いそうな、カチッとした感じです。
(仮に「X教官」としましょう。)
よろしくお願いします
初めて会う人なので、大人として普通の挨拶をします。
自衛官風のX教官は、感情のない声色で挨拶を返してきます。
この時点で他の教官と違い、愛想がない印象を受けた僕ですが、それほど気にすることもなく教習車に乗り込みます。
二種免許といえども、技能教習の半分以上は教習所内で基礎動作を鍛えるので、この時間も所内のコースを回る時間です。
他の教官だと、教習車をコースに出してちょっとすると教習内容の説明に加えて軽い会話を交わすのですが、X教官は、
こんな感じです(苦笑)
「まぁ、変なことをしなければ無事に終わるでしょ」と、ここでもさほど気にすることもなくクルマを走らせました。
タイミングやハンドル操作に厳しいX教官
進路変更も交差点の通過・踏切の通過も、普段クルマを運転してる人であればそれほど難しいことはありません。
進路変更は「進路を変更する3秒前」、交差点は「交差点の手前30m」に曲がりたい方向のウィンカーを出すのが教習での基本なので、人によってはタイミングが多少合わせづらいこともあるでしょう。
それでも、慣れさえすればどうってことはありません。
踏切の通過もそうですね。
普段やらなくて教習所でやることといえば、踏切前で一時停止した際に、窓を半分以上開けて聴覚も使って安全確認をすることだけです。
これも慣れれば難しくはありませんよね?
こんな感じで「教習所運転」を淡々とこなしていた僕でしたが、どうやらX教官のお気に召さなかったようで、
と、ダメ出しを受けました。
じゃあ次はちょっと早めにしよう
ここでちょこっと違和感を覚えた僕ですが、この後もX教官に言われたことを意識してウィンカーや進路変更のタイミングを修正しながら運転を続けます。
X教官に指示された交差点を右に曲がるため、右ウィンカーを出して安全確認し車体をセンターラインに寄せていったのですが、
自分では意識しているつもりでしたが、またまたダメ出しされてしまいました。
これまでのように順調にはいかない教習の中、(そこそこ図太いのに)少しだけ萎縮しはじめるタクオ。
こうなると、運転もちょこっとギクシャクしてきます。
今度はコースの外周に出てカーブを曲がろうとしたときです。
減速するのも遅いしさ
あれ?
そんなんだった?
んーん、X教官には僕の運転がなかなかお気に召してもらえないようです。
不意に踏まれた補助ブレーキ
ダメ出し以外は、「5番曲がって」「24番の方向転換に入ります」といった感じで、X教官の語り口は実に淡々としています。
僕も「こういう人なんだな」と割り切り、ロボットになったつもりで淡々と運転を続けることにしました。
たった50分我慢すればいいだけですからね。
ロボットになった僕は、その後も機械的な教習所運転を続けていましたが、X教官が「そこの直線で一旦クルマ停めて」と指示を出した後のことでした。
「何か説明するのかな」と考えた僕は、他の教習車の邪魔にならないように左端に寄せて停めようと思いました。
ウィンカーを出して速度を落としながらハンドルをゆっくり左に切りはじめたときのことです。
キーッ
僕がクルマを停める前に、X教官が助手席の補助ブレーキを思いっきり踏んでいました。
そのまま停めればいいんだよ
こう言われた僕の頭の中は、「???」という状態でした。
結局何をするためにコース内で停車したのかはわかりませんでしたが、僕はX教官が意図したこととは違うことをしていたようです。
このときは周りに他の教習車はいなかったので、補助ブレーキを踏むような危険な状況ではありませんでした。
ですので、僕が「余計なこと」をしたことが単純に気に入らなくて補助ブレーキを踏んだようです。
この補助ブレーキに関しては、さすがの僕も納得がいきませんでしたね。
(だからといって、文句を言ったりはしませんが 笑)
若い子だと平常心を失いそう
X教官との50分間は、終始このような感じで進められました。
教習中に僕の運転のクセが出ていたことも否めないので、それを指摘されたことは甘んじて受け入れます。
しかし、X教官のコメントには、いくつか軽い「悪意」を感じられるものがあったのも率直なところです。
僕は40代なので多少萎縮するくらいで済ませることができましたが、10代・20代の若い子の多くは平常心を完全に失ってしまうのではないでしょうか。
「罵倒」とまではいかなくとも、言葉に「感情」が籠もっていないと、自分が否定されているように感じられることもありますからね。
こんな感じで、教習所での2日目に初めて感じが良いとは言えない教官に当たりました。
その後も学科と技能の教習が続きましたが、その他の時間はいつもの感じの良い教官ばかり。
おかげで、平和橋教習所に対する僕のイメージが損なわれることはありませんでした(笑)
平和橋教習所には指導教官が30人以上はいるようなので、今回のX教官のような人がいてもおかしくはないですよね。
それに、プロドライバーになる僕らへの指導が厳しくなることは、当たり前なのかもしれません。
そう考えると、優しく親切に指導されるだけよりも、たまに厳しさがあったほうが僕たちの為になるのだと思います。
それにしても、30代までの僕は、X教官のような人に当たったらムカついて平常心を失くしていたんですが、今日はちょこっと動揺したくらいでやり過ごすことができました。
そのことに自分自身の変化を感じられて、「俺も成長したな」としみじみしちゃいました(笑)
歳を重ねることって、悪いもんじゃないですね♪
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