【転職活動9.5日目】優良事業者のタクシー会社を選ぶことが重要?

 

こんにちは、タクオです。

 

今日はタクシー会社への転職に関する進捗はありませんでした。

Y社から連絡があったらよかったんですが、さすがに健康診断の結果が出るまでに時間がかかりますよね。

 

ですので、今日の出来事は特に無し… 

でもありませんでした。

 

 

コンビニで先輩ドライバーの話を聞く

朝、自分の仕事を少しやってから近所のコンビニにコーヒーを買いくと、今日もいつものようにタクシーが停まっています。

都心3区(中央区・千代田区・港区)とその周辺には、駐車場のあるコンビニがほとんどありませんからね。

僕にアドバイスをくれた先輩ドライバー・ハマダさんも、ここのコンビニを休憩の「定位置」にしているそうなので、タクシー運転手さんにとってのオアシスみたいな店なのでしょう。

 

ハマダさんからどんなアドバイスを貰ったかは、こちらの記事でご覧いただけます。

↓ ↓ ↓

【転職活動2日目】求人サイト経由でタクシー会社へ面接を申込む

 

午前10時だったので、「今日もタクシーが停まっていた」と言っても1台だけ。

出庫して間もない運転手さんが多いでしょうから、休憩するにはまだ早い時間帯なんでしょう。

 

コーヒーを買って店の横の喫煙所でタバコを吸っていると、スーツ姿の女性がこっちに向かってくるのが見えました。

ちゃんと化粧をしている50代半ばくらいのその女性は、喫煙所の前に停まっているタクシーをチェックした後、カフェラテのカップを持ちながら灰皿のところに近づいてきました。

どうやら1台だけ停まっていたタクシーの運転手さんのようです。

近づいてきた女性のジャケットを見ると、左袖に都内最大手のタクシー会社の名前が書かれたワッペンが貼ってあります。

これは間違いなさそう。

 

女性がカフェラテを一口飲み、タバコに火をつけたところで軽く話しかけてみます。

 

タクオ
おつかれさまです。

今月の景気はどうですか?

 

女性は一瞬驚いていましたが、すぐに笑顔に戻り応えてくれました。

 

女性ドライバー
んーん、まあまあかな。

今日は人が歩いていないから、早めに休憩しちゃったわ(笑)

 

見た目からはシャープな印象を受けましたが、話してみると親しみやすい感じです。

女性ドライバーさんいわく、2月という時期的なものよりも、最近は新型コロナウィルスの影響が大きいとのこと。

銀座のいちばん新橋寄り(銀座7丁目・8丁目)の辺りでは、10年くらい前から中国人観光客を乗せた観光バスが列を成して路上駐車をしている光景が日常になっていました。

中央通りの博品館の近くでは、ある種「銀座名物」みたいになっていましたよね。

 

それが2月に入ってからバスの姿をまったく見なくなったということで、

女性ドライバー
銀座に行くと走りやすくなったんだけど、中国人のお客さんも減ったからプラスマイナスゼロね(笑)

と女性が話していました。

タクシーという仕事は、景気や社会情勢を映しやすいので、運転手さんのお話は現実的でおもしろいですよね。

 

その後は、ハマダさんに聞いたときと同じように、タクシー運転手の仕事について根掘り葉掘り聞き出しました(笑)

 

 

「大手のほうが稼ぎやすいと思うわ」

女性はタクシードライバー歴4年で、現在は桜のマークでおなじみの都内最大手の無線グループに所属する会社に勤めているそうです。

(「無線グループ? なんだそれ?」という方のために、近いうちに記事にします。)

 

都内には「東京四社」と呼ばれる4社の大手タクシー会社があります。

大和自動車交通、日本交通、帝都自動車交通、国際自動車 の4社で、それぞれの頭文字をとって 「大日本帝国」とも言われていています。

(保有台数は日・国・大・帝の順番で多いです。)

 

 

そして、それぞれの会社が配車依頼の無線を共有できるグループを運営していて、資本関係のない会社もその無線グループに入ることができます。

 

また、都内では特定のタクシー会社の車両しか乗り入れできない「専用乗り場」というものが多数あって、そういったところでは他のタクシー会社の車両が乗り入れることはできません。

しかし、無線グループに加入している会社の車両はグループ本体と同じ扱いになるため、そのグループ専用の乗り場に乗り入れできるようになるということなのです。

 

日本交通を例に挙げると、日本交通株式会社本体が保有している車両はもちろんですが、日本交通の無線グループに加入している(日本交通とは資本関係がまったく無い)A社・B社・C社の車両も、日本交通に入った配車依頼を受けることができるし、日本交通専用の乗り場に入ることができる。

つまり、日本交通グループのA社・B社・C社は、日本交通本体とほぼ同等の営業ができるということですね。

 

僕が話しかけた女性が所属している会社は、「東京四社」のうちの1社の無線グループに入っていて、本体ではないそうです。

女性が言うには、本体よりはグループの会社の方が「ユルい」ので、気楽に仕事ができるとのこと。

また、先ほど書いたように本体の専用乗り場に入れるので、営業もラクになるということでした。

 

女性ドライバー
お兄さんもこれからタクシーやるなら、絶対大手のグループ会社がいいわよ。

中小のタクシー会社より稼ぎやすいと思うわ。

 

けど大手の本体はダメよ!

堅苦しくて自由がないから(笑)

 

うーむ、Y社に決まりかけているときに、何とも迷わせてくれる情報を聞いてしまいました(笑)

 

 

東京の主要駅は優良事業者しか付け待ちできない

無線の多さと専用乗り場の多さ。

たしかにこれは営収(営業収入=売上)にも関わる要素かもしれません。

 

しかし、Y社負担で健康診断も受けてしまいましたし、今さら考え直すのもなんだか気が引けます。

そんなことを思いながら女性と話をしていると、さらに営収に直結しそうな情報を教えてくれました。

 

女性ドライバー
東京のタクシー会社は、タクシーセンターっていう機関に評価付けされているの。

それで「優良事業者に認定されていない会社の車両は、東京駅とか羽田空港とか夜の銀座とか、稼ぎやすい乗り場に乗り入れできないから、「優良事業者」かどうかは必ず確認したほうがいいわね

 

タクシー会社の評価制度があることを女性に聞くまで知りませんでした。

言われてみると、街を走っているタクシーのフロントガラスに「優良」マークを付けたタクシーを見たことがありましたが、そういうことだったんですね。

 

優良事業者のタクシーが付けている「優良」マーク

 

そして、優良事業者について調べてみると、東京では東京駅や羽田空港に限らず、主要な駅には優良事業者しか乗り入れできない駅があることがわかりました。

 

渋谷、新宿、池袋、上野、品川、
全部稼げそうな駅ばかり。

ここに乗り入れできるかできないかは、たしかに専用乗り場の有無よりも営収に大きく影響しそうですよね。

 

画像引用 : 公益財団法人東京タクシーセンター プレスリリース より

 

これはいい話を聞けました。

 

15分くらい女性と話した後、仕事場に戻りY社が「優良事業者」かどうかを早速調べてみることに。

すると、「ちゃんとした会社」であるY社は、優良事業者に認定されていました(ホッ) 。

 

「S社はどうなんだろう?」と思って調べてみると、ユルそうなS社も優良事業者(笑)

どうやら東京のタクシー会社の9割以上が「優良事業者」に認定されているようで、よっぽどの会社じゃない限りは心配ないようです。

 

※東京の優良タクシー事業者は、公益財団法人東京タクシーセンターのホームページで確認できます。

法人タクシー事業者の安全・サービス等に関する評価制度(タクシー評価制度)

 

ということは、やっぱり無線や乗り場が充実している東京四社のほうが稼げるってこと?

いやぁ、もうわからなくなってきましたね(苦笑)

 

けど、早くデビューしたいので、Y社から「合格」を貰えたらそのままお世話になろうと思います。

明日には電話が来るといいんですけどね。

 

 

 

 

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