日常の乗務

新型コロナウィルス感染予防のためにタクシー運転手ができる5つのこと

2020年2月22日

 

こんにちは、タクオです。

 

2019年12月に中国で発生した新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大。

日本でも感染者が増えていて、その勢いはアジア全体にも広がりつつあります。

 

ビジネスや観光など「人の動き」にも影響が出ていて、中国からの観光客が激減しているようですね。

とは言え、「(日本より感染者数の多い)中国からの旅行者が減ったから安心」ということはありません。

厚生労働省の発表では、現に日本国内だけでも79人の患者を確認している(2020年2月20日現在)ので、決して他人事ではないと言えそうです。

 

特に毎日の乗務で不特定多数のお客さんと空間を共有しているタクシー運転手は、実際に感染した人もいることから、感染リスクの高い環境に晒されていると言っても過言ではありません。

そこで今日は、タクシー運転手デビュー前の私・タクオが、「自己防衛」のためという意味合いも込めて、タクシー運転手がどうやって新型コロナウィルス感染を予防すればいいのかを考えてみます。

 

 

 

感染予防のためにできることは意外と少ない

厚生労働省のホームページには、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」というページが公開されています。

このページでは、新型コロナウィルスの感染予防方法として次の2つが挙げられています。

 

・石けんやアルコール消毒液などによる手洗い

・咳エチケット

 

東京都の感染症情報センターのホームページを見ても、同じ2つの方法しか紹介されていなかったので、「これをやっておけば大丈夫」という絶対的な予防方法はなさそうです。

このうち、くしゃみや咳をするときに口を手などで覆う「咳エチケット」は、すでに感染した人が行うべき予防法なので、非感染者ができることではありません。

ですので、自己防衛の手段にはなり得ませんよね。

 

そもそも、新型コロナウィルスはどのようにして感染するのでしょうか?

感染のしかたとしては、 接触感染 と 飛沫感染 の2つがあると言われています。

 

接触感染 は、感染者が手で抑えながらくしゃみや咳をした後で触ったものを、別の人が触って感染するケースです。

タクシー運転手の場合、お客さんと直接的・間接的に接触するのは、降車の際の現金の受け渡しだけと思われるので、接触感染については「予防できる」と言えそうではないですか?

お客さんとの代金やお釣りの受け渡し後に、自分の手を消毒すればいいのですから。

(その場合は、さすがに乗ってくれたお客さんの目の前で手を拭くわけにはいかないでしょうから、お客さんが見えなくなってからやったほうが良さそうです 笑)

 

それに、最近では電子マネーやスマホ決済に対応しているタクシー会社が多いですし、お客さんのほうもそういった方法で支払うことが増えているので、タクシー運転手さんが接触感染で新型肺炎に感染するリスクは「高くはない」と言えそうです。

 

 

一方の 飛沫感染は、感染者のくしゃみや咳で飛び散ったウィルスが付着して粘膜などから侵入してしまう感染です。

 

これはマスクで防げそうですが、ドラッグストアなどに並んでいる市販のマスクでは、大きな効果が期待できない そうです。

コロナウィルスの大きさが0.1μmなのに対して、市販のマスクは繊維の隙間が1.5~5μmなので、ウィルスが簡単に通過してしまうことが理由なんですね。

 

非感染者がマスクで感染を防ぐことはできませんが、マスクを着用するとくしゃみや咳をしてもツバや痰(たん)が飛ばなくなるので、感染者のマスク着用には予防の効果があるそうです。

ですので、マスクを着用しているお客さんが乗ったときは、運転手さんも多少安心できそうですね。

 

ここまで見てみると、タクシー運転手さんの場合、接触感染の予防を十分にやった上で いかに飛沫感染を防ぐか が、新型肺炎予防のカギになると言えそうです。

それでは、具体的にどんなことができるのでしょうか?

 

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