日常の乗務

タクシー運転手デビュー! 記念すべき初乗務!!【乗務1日目】

 

 

こんにちは、タクオです。

 

タクシー会社に入社してから1ヵ月半、とうとう昨日タクシードライバーとしてデビューいたしました!

 

Y社が用意してくれたしっかりした研修のおかげで、乗務員としての基本は身につけられたと思います。

しかし、完全に一人で営業するとなると、やっぱり少しは緊張しますね。

 

記念すべきタクオの初乗務。

はたしてどんな結果だったのでしょうか!?

 

 

乗務員デビューは雨の月曜日

記事にはしませんでしたが、デビュー前日の昨日はストウ課長による「見極め」が行われました。

僕と同期のタガワくんが、乗客役に扮したストウ課長を実際に乗せて、運転や接客などは問題ないかどうかを見極めるというもの。

2人とも課長のお眼鏡に適う運転・接客ができたということで、昨日の初乗務となりました。

 

今朝の東京はあいにくの雨。

最高気温も10℃ちょっとの肌寒い一日で、自転車で10分かかるY社まで行くのが最初の関門となりました(笑)

 

しかし、雨で肌寒いということは、タクシーにとっては最高の追い風。

「もしかしたら最高のデビューを飾れるかも!」と、淡い期待を抱きながら会社へと向かいました。

 

 

車両点検と出庫前点呼

タクシー運転手は、出庫前の車両点検と点呼が法律で義務づけられています。

その日乗る車両がわかったら、まずは基本的な点検を行います。

ヘッドライト、ブレーキランプ、ウィンカー、エンジンオイル、クーラント液、バッテリー、タイヤの空気圧など、車が走行する上で最低限必要なパーツの状態・機能を10分ほどかけて点検するんです。

ほとんどのタクシー会社は自社で整備士を雇っていて、1ヵ月~3ヵ月に1回の点検を行っているので、故障箇所があるほうが珍しいんですけどね。

 

車両に問題がなければ、次は点呼です。

その日の体調の良否やアルコールが残っていないかどうかをチェックし、運転免許証の更新期限なども確認。

法令に則った安全な運行ができるようにするために、人の命を預かるタクシーやバスはもちろん、10年ほど前からはトラックの運転手も出庫前の点呼が義務になりました。

車両点検と同様に、点呼も引っかかる人はほとんどいないそうです。

 

Y社では、デビューしてから3ヵ月くらい経たないと『ジャパンタクシー』を配車してもらえないとのこと。

しかし、先輩乗務員が全員休業している状況なので、総勢7名ほどいる新人全員が、しばらくは『ジャパンタクシー』に乗れるようです。

そんなわけで、昨日・今日の僕の相棒も『ジャパンタクシー』でした。

 

 

乗務に出るのは新人ドライバーのみ

緊急事態宣言で人出が大幅に減っているので、Y社では先週から(給料を保障した上で)一般の乗務員を休ませています。

乗務に出るのは、6ヵ月間の給与保障を受けられる新人ドライバーのみ。

お客さんや交通量の少ないうちにタクシー運転手の仕事に慣れて、平時に戻ったときにしっかり稼げるようになるための、いわば「練習」が目的の乗務ですね。

ですので、この1週間は会社にあるタクシーの10分の1ほどしか稼働していません。

 

Y社では、新人ドライバーは「新人」とデカデカと書かれた腕章を付けなければいけません。

もちろん僕も腕章をもらいました。

 

けど、大きな声では言えませんが、出庫して 会社から離れたらすぐに外しています(笑)

だって、腕章を付けて「僕、新人なんです」って訴えるなんて、言い訳しているようなもんじゃないですか。

それにお客さんだって、堂々と「新人ドライバーです!」なんて訴えているタクシーには、乗りたくないと思うんですよね。

 

至らぬ点はまだまだありますが、一人前の乗務員を “演じる” ことで成長もしていく、そんな気がしています。

 

 

会社の500m先で初めてのお客さんが!

点検や点呼が終わり、いよいよ完全に一人で東京の街中へ走り出します。

10時過ぎに出庫しましたが、朝からの雨はまだ降り続いていて、ただでさえ少ない歩行者が昨日はさらに少なく感じられました。

 

「都心に入らないと手は挙がらなそうだな」

中央区に入るまではゆっくり運転するつもりで会社を出た僕でしたが、直後に手を挙げている人を発見!

会社から500mほどの距離で、人生初めてのお客様を乗せることができました。

 

お客様は20代と思われる若い男性。

プラスチック製の大きめのコンテナを2個持っていて、どうやら取引先か何かに行くようす。

トランクにコンテナを積み込んだ後、左後ろのドアを開けてお客様を乗せます。

 

タクオ
ご乗車ありがとうございます!

どちらまで参りましょうか?

 

新丸の内ビルまでお願いします
若い男性

 

行先は、新丸の内ビル。

場所はわかるのですが、今いる場所からの最短ルートがパッと思い浮かばないタクオ(苦笑)

 

タクオ
申し訳ございません、私、乗務してまだ日が浅いものでして、
最短ルートを通るためにナビを使わせていただいてもよろしいでしょうか?

 

少し恥ずかしい気持ちにもなりましたが、男性は快くOKしてくれました。

あとは目的地に向けて安全に走るだけです。

 

この後もそうでしたが、お客さんに「ナビを使わせていただいてよろしいでしょうか?」と聞いて、不快な表情をされたお客さんは1人もいませんでした。

むしろ「住所を言いますので、ナビに入れてもらっていいですか?」と言うお客さんも何人かいたくらい。

知らないことは「知らない」とはっきり伝えたほうが、お客さんのためにもなるんでしょうね。

 

15分の運行が無事完了!

緊急事態宣言後は、人もクルマも少ない東京。

新丸の内ビルまでは普段なら渋滞している日本橋や大手町を通りましたが、比較的スムーズに目的地まで走ることができました。

 

タクオ
お客様、間もなく新丸ビル周辺ですが、どちらにお停めしましょうか?

 

お客様に指示を仰ぎ、縁石の切り下げ(段差が緩やかな部分)の前にタクシーを停めます。

支払いやドアの開閉、荷物の載せ降ろしなど一連の手順をスムーズに行い、僕にとって生まれて初めての有償旅客輸送が無事完了しました。

 

料金は、1,380円。

毎日走っているドライバーさんたちにすれば、大したことのない金額なんだと思います。

僕もそのうち何とも思わなくなるんでしょうね。

 

けど、やっぱり人生で初めてタクシーで稼いだこの金額は、僕にとって特別なものに感じられましたね。

ただただ嬉しかったです。

 

 

雨のおかげでそこそこ乗せられました

初乗務から5~6乗務は、ストウ課長の指示で目黒区周辺を流すことになっています。

課長曰く、23区の西側のほうが客層が良く、単価も高めなんだとか。

そんなわけで昨日は、南北は玉川通りから目黒通りまで、東西は明治通りから環七通りまでのエリアをひたすら流していました。

 

 

雨のおかげもあってか、人の少ない東京にあってもそこそこの回数をこなすことができた初乗務の一日。

若者に人気のある西側のエリアを回っていたこともあって、お客さんの8割方は20代・30代の若い人でした。

 

若い方は車内でスマホを見ていることが多いので、お客さんと話す機会は少なかったですね。

2人だけお乗せした高齢の方とは、普通に世間話をしました。

老人・子どもと同性に受けが良い僕の本領発揮といったところです(笑)

 

また、ほとんどが昼間のお客さんで、夜中はなかなか厳しかったですね。

それでも19時~21時の時間帯はよく繋がり、単価は低かったのですが回数をこなすことができました。

飲食店が20時には閉店してしまう状況なので、しばらくは「昼が勝負」の日々が続きそうです。

 

けど、すべてのお客さんが感じの良い方ばかりだったので、気持ちよく乗務することができました。

その点には本当に感謝です!

 

 

【乗務1日目の結果】

2020年4月20日(月) 雨 10℃/8℃

  乗車地 降車地 乗車時間  降車時間  距離(km) 運賃(税込)
  【出庫】 10:26    
1 中央区日本橋浜町3 千代田区丸の内2 10:35 10:50 2.9 ¥1,380
2 港区高輪2 品川区上大崎2 11:25 11:32 2.3 ¥900
3 目黒区祐天寺2 品川区東品川2 12:00 12:23 6.9 ¥2,900
4 港区港南4 品川区東品川2 12:39 12:48 1.7 ¥900
5 目黒区中町2 目黒区碑文谷2 13:24 13:30 1.7 ¥740
6 渋谷区恵比寿西1 港区白金台5 14:14 14:21 1.6 ¥820
7 目黒区五本木3 渋谷区東3 14:38 14:47 3.2 ¥1,380
8 世田谷区三軒茶屋2 世田谷区世田谷4 17:39 17:48 1.8 ¥900
9 世田谷区三宿1 渋谷区道玄坂2 18:00 18:06 2.8 ¥1,060
10 目黒区目黒2 品川区上大崎2 19:04 19:10 0.7 ¥580
11 渋谷区恵比寿西1 港区麻布十番2 19:48 20:00 4.1 ¥1,700
12 港区麻布十番3 港区南麻布5 20:01 20:06 0.9 ¥500
13 港区西麻布1 渋谷区東4 20:10 20:16 1.1 ¥580
14 渋谷区恵比寿南1 渋谷区大山町 20:22 20:34 4.7 ¥1,860
15 渋谷区上原1 渋谷区西原3 20:39 20:42 0.8 ¥420
16 渋谷区神南1 港区麻布十番1 20:54 21:05 3.6 ¥1,540
17 港区麻布十番1 港区浜松町1 21:06 21:14 2.1 ¥980
18 目黒区中町1 目黒区碑文谷4 0:56 1:02 2.0 ¥1,060
  【帰庫】 4:26    

青字は青タン(深夜2割増) 太字は高速
  乗車地に括弧がある場合は付け待ち

営業回数 18回
営収
 税込 20,200円
 税抜 18,360円
走行距離 267km
実車率 17.12%
運転時間 9時間55分
チップ 140円

 

最近のタクシーは自動日報なので、乗務内容の詳細をその日のうちに確認することができるんですね。

様々な項目を詳しく見ることができるので、驚きました。

 

267km走って、実車率(お客さんを乗せて走った距離 ÷ 総走行距離)は 17.12%

ヒドい数字です(苦笑)

初日ですし、あまり気にしないことにしていますけどね♪

 

2回目の乗務は明日なので、できれば昨日より営収を上げたいですね。

できることはしっかりやってみたいと思います!

 

 

 

【今日のひとこと】

普段は穏やかに見える路線バスも、邪魔するとけたたましいクラクションを鳴らすから注意しろ!


お客さんを降ろすのにバス停の近くに車両を停めたら、ものすごい勢いでクラクションを鳴らされました。

東●バスのあんなに荒々しい姿を初めて見たので、びっくりしましたね(笑)

次回からは気をつけます!

 

 

 

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