「タクシーに乗りたい人」と「渡りたい人」【乗務9日目】

こんにちは、タクオです。

今週の東京は、雨の予報が続いています。

週初めの昨日も、一日中降ったり止んだりのぐずついた空模様。

雨の日はタクシーの利用者が増える傾向にあるのですが、昨日は苦戦しました(苦笑)

思っていたほど売上をあげられなかった昨日の報告です。

予報より早く降り出した雨

出社前にスマホで天気予報を確認すると、雨の降り出しは夜になるとのこと。

朝から夕方までは曇り空が続くようで、「今日は夜からが勝負だな」と考えながら出庫の準備をしました。

しかし、昼前にはポツポツと雨が降り出し、午後からは傘が無いと出歩けないくらいの強さに。

雨が降るとタクシーの利用者は増えるのですが、「降り方」も大切なんですよね。

添乗研修のときにお世話になったオノヅカさんも、

オノヅカさん(70歳)

ずっと降り続いているより、降り出した直後がいちばん乗ってもらえるんですよ

と話していました。

オノヅカさんとの研修のようすは、こちらの記事でご覧いただけます。

↓　↓　↓

癒し系おじいちゃん・オノヅカさんとの添乗研修【入社28日目】

夕方の退社・帰宅の時間帯に降り出してくれたら最高だったんですけどね。

降り出しが早かった分、出歩く人も少なかったようで、昨日は明るい時間から低調な一日でした。

タクシーを探している人と道路を渡りたい人

9回の乗務をこなしてきて、タクシーを探している人が「なんとなく」でもわかるようになってきました。

乗務開始間もない頃はまったくわからなかったので、常に道路の左側を見ながら運転していましたね（危ないw）

今は要所要所で確認すればいいことを体得できたので、その分「運転疲れ」も軽減されたように感じます。

タクシーに乗ろうとしている人は、

・歩道の車道側スレスレに立っている
（あるいは車道に出て立っている）

・車両の進行方向の逆側を向いて、通過する車両をしっかり観察している

・歩いている最中に突然車道側に振り返る

このような特徴があります。

タクシーを運転したことがない方でも想像できますよね。

タクシーを探している人にはそんなわかりやすい特徴があるのですが、「車道スレスレに立っている」「クルマを確認している」「突然車道を振り返る」って、他の何かをしようとしているようにも思えませんか？

そう、車道を横断しようとしている人 とタクシーを探している人は、同じような動きをするのです。

ですので、1ヵ月近くタクシーに乗っていても、未だにフェイントをかけられることが多いですね(笑)

タクオ

あっ！
こっちを見ている！

と思ってその人のもとへクルマを近づけても、さらに後ろの車両を確認して横断しようとしていたり(笑)

そんなタクシーを探している人と似た動きをする横断歩行者を、僕は「道路を渡りたい『ワタリさん』」と呼んでいて、運転中に遭遇したときは、

タクオ

なんだ、ワタリさんか

と、心の中で呟いています(笑)

晴れているときは半日に1人会うか会わないかの「ワタリさん」ですが、長時間雨が続いた昨日は、1時間に1回は遭遇した印象です。

できるだけ雨に濡れたくないので、最短ルートで歩きたい人が多いんでしょうね。

「ワタリさん」に会うたびに上がったテンションがすぐに落ちてしまう僕ですが(笑)、いつも以上に遭遇した昨日は、

タクオ

雨だもんな

みんな早く帰りたいよね

と、気にしないことができるようになりました。

「雨の日はワタリさんが多い」

そのことがわかっただけでも、昨日は「経験値を増やすことができた」といえるのかもしれませんね。

【乗務9日目の結果】

2020年5月18日(月)　曇→雨 20℃/19℃

※ 青字は青タン（深夜2割増） 太字は高速
　 乗車地に括弧がある場合は付け待ち

営業回数 28回
営収
 税込 37,270円
 税抜 33,880円
走行距離 259km
実車率 32.09%
運転時間 10時間32分
チップ 100円

「なんか低調だなぁ」と感じながらの乗務でしたが、改めて見てみると回数も単価もやっぱり今ひとつでした。

雨だったのでせめて4万円台には乗せたかったんですけど、まだまだ力不足ですね(苦笑)

昨日の青タン以降は、新宿以外の街を攻略しようと六本木を中心に営業。

平常時には到底及びませんが、六本木や渋谷には人が少しずつ戻ってきているようすでしたね。

単価は高くなくても何回かお客様を乗せることができましたし、以前より実車のタクシーもたくさん見かけました。

東京の緊急事態宣言が解除されたらさらに動きが出てくることを考えると、新宿以外の街も今のうちに回っておいたほうが良さそうですね。

【今日のひとこと】

「ワタリさん」に一喜一憂しない

フェイント上手な「ワタリさん」ですが、いちいち気にしていても仕方ないですよね。

ただでさえ神経を使う雨の運転ですから、これからも雨の日は「今日は何人のワタリさんと会えるんだろう？」と逆に楽しむくらいの気持ちで仕事をしようと思います。

それにしても、「ワタリさん」とタクシーを探している人を一発で見分けるコツってあるんでしょうか？

知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください！

 

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